写真 : とまとの里 大城の野菜園 ( 愛知県 東海市 2010. November [ コンデジ ] )
『 一太郎翁とまと記念館 』 の隣には、秋の日差しをいっぱい受けた
小さくて可愛らしい温室 『 大城の野菜園 』 が建っていました。
『 とまとの里 大城の野菜園 』
東海市の名誉市民であり、カゴメ株式会社の創業者・蟹江一太郎は、
ここ東海市荒尾町の出身です。
その一太郎が今から110年も前(西暦1899年)にトマトなどの
西洋野菜を初めて植えたのが、ここ荒尾町大城です。
その頃はまだ家庭でトマトを食べる習慣が無かった時代です。
一太郎は地域の農家や様々な研究者、協力者に助けられて事業を成功させ、
日本におけるトマト食品加工の父と言われるようになりました。
大地の恵み、太陽の恵み、自然の恵みをいっぱいにうけて育まれる野菜。
わたしたちが毎日あたりまえのように口にしている野菜は、そんな地球の愛と、
それらを植え育てた人の愛がたくさんつまっています。
ここ 『 大城の野菜園 』 は、すくすくと育つ野菜たちを観察して、
自然の大切さ、いのちの大切さと同時に、日本の食文化と郷土の歴史を知って
もらいたいと思い、つくりました。
温室では様々なトマトの品種や西洋野菜を栽培し、みなさんにふだん食卓で
口にする、野菜や加工食品原料が生育している様子を観察していただけます。
観察を希望される方は、『 一太郎翁とまと記念館 』 までお知らせください。
東海市立農業センターの案内板より
posted by yukio at 09:25
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