写真 :被災建築物応急危険度判定模擬訓練《木造》 ( 2008.11.12 )( 名古屋市 瑞穂区 )
昨日、大規模な地震発生の際 被災した建築物による2次被害を防止するため、緊急に建築物の危険度を判定する 『 被災建築物応急危険度判定 』 の模擬訓練 ( 木造、RC ) に参加しました。
実際の現場では、判定の結果によっては 建物に入れなくなってしまうなど、判定の責務は大きいので模擬訓練は大変意義があり、参加することができて よかったです。
大規模地震が発生しないことを偏に祈っていますが、
万が一の場合 判定士としてお役に立てるよう 一層の知識向上に努めたいと思います。
なので、地震関連の防災広報紙に『耐震(建設)的』な文字を良く目にします。
しかし、ド素人の意見として「被災しても被害が最小限で済み、再構築し易い、材質や構造を工夫した方が、経済的にも救出的にも良い様な」気がするのですが。
再構築できる建築や建材に関しては、現状では課題が多く難しいですが、愛知万博のパビリオンや施設の一部が再利用されたように、将来的には そのようになってゆくと思います。(但し、基礎などは無理だと思います。)
又、耐震補強に関しては、すでに建っている構造的に弱い建物の補強工事の事で、
主に昭和56年5月31日以前に着工した建物を対象としています。
もしも、それに該当する場合は、一度耐震診断をされた方が良いので、
各市町村にご相談、お問い合わせをして下さい。
耐震診断の結果、補強が必要な場合は、耐震補強をご検討下さい。
尚、耐震診断、耐震補強工事をかたる詐欺やリフォーム詐欺などには、
くれぐれも遭わないようにご注意下さい。
市町村に相談されるのが最良の方法です!