写真 : 半田赤レンガ建物(旧カブトビール半田工場) 貯蔵庫棟
【 国指定 :登録有形文化財、近代化産業遺産 】 ( 愛知県 半田市内 ) ( 2009. July )
写真の建物は、 丸三麦酒(株)のビール醸造工場として建てられました貯蔵庫棟です。
4代目中埜酢店社長:中埜又左衛門(なかの・またざえもん)と、 敷島製パン株式会社の創始者:盛田善平(もりた・ぜんぺい)らにより、丸三麦酒(株)の前身である丸三麦酒醸造所が設立され、
1889年(明治22年)に『丸三ビール』という銘柄名で初出荷されました。
1896年(明治29年)に丸三麦酒(株)となり、 1898年(明治31年)に銘柄名を『カブトビール』に改め、
1900年(明治33年)に開催されたパリ万国博覧会では金牌を受賞しました。
貯蔵庫棟は、1908年(明治41年)、1918年(大正7年)、1921年(大正10年)に順次増築され、
発酵室・貯蔵室に用いられました。
現在では半田市の管理になっています。
お返事が遅くなってしまって申し訳ございません。
内部公開日には、できれば伺いたいと思っていますので
2月27日28日を楽しみにしています。