写真 : 三明寺 三重塔 【 国指定重要文化財 】 ( 愛知県豊川市 平成22年1月3日 )
昨日に続き、3日にお参りした三明寺の三重塔です。
何年かぶりに訪れたのですが、JR豊川駅、三明寺周辺が区画整理され、
変わってしまっていたのには、驚きました。
■三明寺( さんみょうじ )
山号:龍雲山
宗派:曹洞宗
所在地:〒442-0033 愛知県豊川市豊川町波通37
本尊:千手観音菩薩
創建:伝・大宝2年(702年)
・三明寺 三重塔
国指定重要文化財
明治45年5月27日指定
三明寺は、寺伝によれば大宝(たいほう)2年(702)の創立といわれています。
平安時代の末に一度戦火にあい焼失しましたが、
南北朝時代、後醍醐(ごだいご)天皇の皇子 無文元遷(むもんげんせん)が
遠州 方広寺(ほうこうじ)に行く途中ここに立ち寄り、その荒廃を嘆いて
再興したと伝えられています。
諸堂中最も古い三重塔は、享禄(きょうろく)4年(1531)の建造で、
総高14.5mの杮葺(こけらぶき)の小塔です。
一層、二層を和様(わよう)に、三層を禅宗様(ぜんしゅうよう)にしたのが全国的にも珍しく、
三層の軒の反り、扇垂木(おうぎたるき)、鎬(しのぎ)のある尾垂木(おだるき)などに
禅宗様の意匠が認められます。
豊川市教育委員会の案内板より