写真 : 名古屋市市政資料館 [ 旧名古屋控訴院地方裁判所区裁判所庁舎 ] 内観
【 国指定重要文化財 :昭和59年(1984年) 】 ( 名古屋市 東区 2012. October )
[ カメラデータ (デジ一) : CANON EOS 60D ・TS-E 24 /3.5 L ]
久し振りに名古屋市市政資料館の写真に戻りたいと思います。
名古屋市市政資料館の内部の意匠は全体としては簡素に作られていますが、
2・3階を吹抜けとした中央階段室と3階の会議室は優れた意匠で
見どころとなっています。
中央階段室の階段の手摺、階段廻りの柱などは、大理石、または大理石塗り
仕上(マーブル塗り)となっています。
3階は、中央の吹抜けの周囲は独立柱を廻らせた回廊となっているとともに、
天井は漆喰仕上のヴォールト天井で、中央にステンドグラスを入れています。
会議室の壁は、下の部分に板を並べて張った羽目板張りとして、
それより上の部分は漆喰塗りをしたうえに壁紙を貼っています。
天井は、漆喰塗りのうえに天井紙を貼るとともに、中央部を一段高くして装飾をし、
シャンデリアを吊るしています。
注)名古屋市市政資料館 年報 第21号(平成24年度)からの抜粋
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