写真 : 三猿の留蓋瓦、彫刻 [ 庚申山 円道寺 ] ( 名古屋市 緑区 2016.January )
[ カメラデータ : デジタル一眼レフカメラ ≪ CANON ≫ ]
※ 写真は、縮小、copyright表示以外の加工、画像調整は一切行っておりません。
昨年、東海道五十三次の40番目の宿場町であった鳴海宿(名古屋市 緑区)の
復元された高札場をご紹介させて頂きました。
http://kawaguchiyukio.seesaa.net/article/429772764.html#comment今日はその復元 高札場の向かい側にあるお寺、円道寺さんの屋根瓦の写真です。
鳴海町の円道寺さんは、正式には庚申山 円道寺といい、約400年前に猿道寺として開創され、その後、
地蔵堂、庚申堂と名前を変え、昭和17年に現在の庚申山円道寺と称するようになったそうです。
その本堂の屋根に今年の干支である お猿さん♪ 見猿、聞か猿、言わ猿の瓦が伏せられていいます。
この瓦を留蓋瓦(とめぶたかわら) [ 留蓋 ] といいますが、
留蓋瓦は、雨蓋瓦(あまぶたかわら) [ 雨蓋 ] 、隅蓋瓦(すみぶたかわら) [ 隅蓋 ] 、
巴蓋瓦(ともえぶたかわら) [ 巴蓋 ] などとも呼ばれ、隅棟の端の方の瓦の 接合部を覆う瓦で、
元々は雨漏りを防ぐための半球形の瓦でしたが、後に魔除けや縁起など意味合いもあって
獅子、動物、人物、神仏、波や花などの装飾を加えられるようになりました。
■ 庚申山 円道寺
山号 : 庚申山
宗派 : 曹洞宗
本尊 : 青面金剛明王 ( しょうめんこんごうみょうおう )
所在地 : 名古屋市緑区鳴海町根古屋18
[ 当ブログにお越し頂きまして、有難うございます。 ]
posted by yukio at 20:53
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